にしむログ

 -英語初心者が、25歳からバイリンガルを目指す-

1年間、本気でワーホリして今思うこと

      2015/10/01

「人生で最もキツい1年で、最も素敵な1年でした byにしむ」

こんにちは、トロントワーホリから帰って来ました、西村敬介(@keisuke160)です。

1年間のワーホリがついに終了。今は日本でこの記事を書いています。

今回はワーホリを振り返り、僕が思うこと言いたいことを全て書こうと思います。

 

僕のワーホリを一言で表すなら「一点集中」。

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▲カフェでの最終日。従業員のトーマス(真ん中)とフレイヤ(左)と。この2人とは本当に仲良かったです。

 

カナダのワーホリで何をしたのか?
それを聞かれたら僕は一言で答えられます。

 

「トロントのカフェ”Second Cup”で、シフトマネージャーとして1年間勤め上げた」
これが今回、僕がワーホリでやったこと。ただそれ一つです。

 

ほぼ全ての時間とパワーを仕事に費やしました。
それが英語を伸ばす最善策だと思ったからです。

 

これを言うと驚かれるんですが、僕はナイアガラの滝すら行っていません。
観光で1日使うなら、その分仕事に入って、1回でも多くお客さんのオーダーを取ったり、スタッフと雑談する方がよっぽど貴重だと思ったからです。

 

旅行なんていつでも行けます。しかし、トロントで築き上げた生活はその時にしかできません。
それがどれだけ貴重なことか、僕は痛感していました。

 

僕のワーホリを振り返る

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▲カフェで働く僕。同僚のトーマスが撮影してくれました。

 

トロントでの仕事ですが、僕にとって大きなチャレンジでした。
経験ゼロ、英語もほとんど話せない状態から、思い切って現地のカフェに飛び込んだのです。
そんなスタートでしたが、最終的にシフトマネージャーというポジションまで昇りつめ、他のスタッフの上に立って仕事をするまでになりました。

僕がどういった流れで1年間働いたのか、少し振り返りたいと思います。

 

【ワーホリ1ヶ月目】いきなりつまづく

思い返せば僕のワーホリ、スタートは無給だったんですよね。
出だしからいきなりつまずきました。
(参考記事『仕事が見つかりましたが、今週は無給で働いています。』

 

無事にカフェで雇われたものの、仕事ができなさすぎて給料が貰えなかったんです。
マネージャー(店長)にひどく失望されましたねー。笑
これまでカフェで働いた経験はゼロですし、英語も全然通じません。
従業員にもお客さんにもたくさん迷惑かけたなぁ、って今思います。
失敗の数なんて数え切れない。

 

自分でも全く働けていないってのは分かっていました。
なので無給でも仕方ないって受け入れましたし、なんとかしてクビにならないよう、必死に食らい付きました。(猛アピールして、無給期間は1週間で終わりました。)
海外のカフェで働くことは、僕がトロントへ行く前にどうしてもやりたかったこと。
このチャンスは絶対に手放せない、その頃はただそれだけを思って働いていました。

 

【6ヶ月目】店舗移動

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▲移動した先のお店。オープンしたばかりの新しい店舗です。

 

半年ぐらい経ってからでしょうか、なんとかお客さんとの会話も成立しだし、少しずつ従業員の輪にも入っていけるようになりました。
そんな中、転機が訪れます。

 

たまたま、ヘルプで入った別の店舗でマネージャーに気に入られ、引き抜かれました。
「今の店舗を辞めてうちに来て働いて欲しい、給料は今よりも少し上げるから。」というオファーをもらう。
(参考記事『マネージャーから、今働いているカフェを辞めてうちで働いて欲しいと言われました。』
新しい店舗に移ったことは、僕のワーホリの大きな分岐点でした。

 

移った先のカフェはこれまでと違い、僕以外の全従業員が英語ネイティブ。
カナダ人9割、イギリス人・アイルランド人が1人ずつ。そして日本人の僕です。
(最終的にそのカフェで認められ、僕はシフトマネージャーまで昇りつめることになります。)

 

ただ、この店舗でも初めから上手くいったわけではありません。
むしろ上手く行かないことばかりで、新しい環境での仕事は、また新しい苦労や困難が待っていました。
従業員同士が話す英語もこれまでよりもグンとレベルが上がり、付いていくだけで精一杯。というか全く付いていけなかったですね。笑

 

「僕なんかがここで働いていていいのか?」

 

ずーーーっとこう思っていました。

 

僕を雇ってこのカフェに何かメリットがあったのか?
英語が全然話せないし、迷惑しか掛けていないんじゃないのか?
常にこの疑問を抱えながら仕事をしていました。

 

なので、トイレ掃除やごみ出し、重い荷物を運ぶ仕事など、僕ができることは何でもやりました。お客さんにも本当に丁寧に接客しました。

 

「ただガムシャラに働く。」
僕ができることはそれだけでしたね。毎日が真剣勝負。
1日9時間のシフトが3時間ぐらいに感じ、終わった後は立っていられないぐらい疲れ果てていたのを覚えています。

 

【8ヵ月目】シフトマネージャーに指名される

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▲トロントのPUBにて。カフェのスタッフ、メーガンと。シフトマネージャーのトレーニングは彼女がしてくれました。

 

それから数ヶ月経ち、シフトマネージャーに指名されました。
このワーホリで自分の頑張りが認められた、初めてのことでした。
本当に本当に嬉しかったです。

 

シフトマネージャーになったことで一気に責任が増えました。
店のオープン・クローズ、売り上げの管理、新人スタッフの育成など新しい仕事が増えました。一気にカフェでの責任が増えた感じです。他スタッフに指示を出したり、頼られる存在にならなければいけません。
僕をシフトマネージャーとして歓迎しないスタッフも何人かいました。英語というハンデを抱えながらどうやったら評価されるのか、頭を悩ませていたのを覚えています。

 

このように仕事内容の変化は大きかったですが、一番の変化は僕の内面でした。
これまでは「働かせてもらっている」という受け身の部分がありましたが、「自分が他のスタッフを引っ張っていかなければいけない」と思うようになりました。
この意識の変化は大きかったですね。
カフェのみんなと仲良くなり始めたのもこれからです。

本当に少しずつ、スタッフから信頼してもらえるようになってきました。

 

【11ヶ月目】 やっと納得のいく仕事ができるように

仕事を始めて11ヶ月目。ワーホリも残り少しというところで、お客さんから店長に間違われることが起こり始めました。ここでやっと気付いたんです。「ちゃんと働けてる」って。
店長に間違われるぐらい、しっかりと働けているんだって。
嬉しいというより、ほっとしたのを覚えています。

 

この頃には英語も随分上達していました。
カフェで自信を持って働けるようになっていました。
スタッフ全員が僕を信頼してくれていました。

 

「僕なんかがここで働いていていいのか?」

 

この疑問はワーホリ残り2ヶ月を切ってやっと解消されました。

 

「僕はこのカフェに欠かせない存在だ」

 

そう思えるようになりました。

 

1年間、休まずとにかく突っ走りました

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▲ 働いていたカフェの店内。

 

僕の性格上、何か一つのことをするとそれ以外が見えなくなります。
一つのことに没頭するタイプですね。それがワーホリには上手くマッチしたのかもしれません。

 

ワーホリは1年と言う短期間。
この短い期間の中で何かを達成するには、覚悟を決めてそれに没頭することが大事だと僕は思います。「No Pain , No Gain」っていう言葉がありますよね。ワーホリは特にそれが当てはまるのではないでしょうか?
どんなときでも”gain”の前に”pain”が来ます。そしてその”pain”の期間が結構長い。

 

このワーホリが楽しかったか?
これを聞かれると僕は少し悩みます。1年のほとんどが何らかの壁にぶち当り、悩んで四苦八苦してる期間でした。とにかく毎日全力で突っ走りました。正直楽しむ余裕が無かった、というのが本音です。

 

しかし、トロント最終日。日本に帰るのが本当につらかった。こんなにもトロントを離れるのが寂しいなんて思ってもいませんでした。
もう一度同じ経験をしろ、と言われたらもう2度としたくはないですが、今はあのときの生活が恋しくてしかたありません。なので、楽しかったかどうか、っていうのは答えにくいんですが、僕はトロントの生活が大好きでした。

 

たとえ数年後にトロントに戻ったとしても、もうあの生活は戻ってきません。
あの時にしかできない、素晴らしい1年間でした。これはただ「楽しい」って言えるよりも、もっと価値のあることなんじゃないかと僕は思っています。

 

これからの人生は、英語の話せる人生

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▲友人のJasonと。カフェの常連客で、いつも話してるうちに仲良くなりました。彼は隣のbarで働いているのですが、よく僕を誘ってくれました。

 

さて、ワーホリに行って何が変わったのか?
僕自身変わったなーって思うことはたくさんあります。内面や性格は大きく変わりました。
しかし、最も大きな収穫は”英語”ですね。
本当に上達したって思いますし、今では他の国の人達と話すことに全く抵抗ありません。

 

これまで28年間、僕は英語が話せない人生を送ってきました。
しかし、これからは英語の話せる人生が待っています。
これは本当にワクワクすることです。

 

「あの時、28歳でトロントへワーホリに行って、僕の人生は変わった」
3年、5年、10年経ってそう言いたいですね。
それはこれからの僕の頑張り次第だと思っています。

 

今ワーホリしている人、これからワーホリする人へ

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▲トロント最終日に、友達や従業員から貰ったプレゼントと手紙

 

何か一つ、ワーホリでこれをやりきったって、一言で言えるものを作って欲しいです。
僕の場合は冒頭で書いた通り、
「トロントのカフェ”Second Cup”で、シフトマネージャーとして1年間勤め上げた」です。

 

おそらくみなさん、ワーホリでやりたいことあるかと思います。

・現地のBarでバーテンをやりたい。
・現地のアパレルショップで働きたい。
・カナダ人の友達と毎日飲み明かしたい。
・ビザサポートを受け、カナダに永住したい。
・外国人の恋人が欲しい

 

ワーホリは自分次第。本当に何だってできます。
ただ英語がブレーキになって、やりたいことを諦めてしまう人が多いんじゃないかなって思います。

 

初めは特にキツイ。英語が話せないのに英語環境に飛び込まなければいけません。
失敗の連続ですし、めっちゃ傷つきます。
そして何よりつらいのが、「迷惑掛けてるんじゃないか?」って思うことなんですよね。

 

僕はずっと思っていました。
「このカフェに迷惑しかかけていないんじゃないか?」って。

 

僕の英語力のせいでスタッフにもお客さんにも迷惑掛けているんじゃないか?
代わりに別のスタッフを雇った方がよかったんじゃないか?

 

弱気になること何度もありました。
実際にたくさん迷惑かけたと思います。
それが本当につらかったです。

 

なので一歩踏み出せない人の気持ち、僕は凄く分かります。
そういった人に言いたいです。

 

迷惑掛けたっていいんです。失敗したっていいんです。
僕もたくさん失敗しました。
大切なのは頑張り通す覚悟。
それさえあれば、やりたいことやって大丈夫。
初めから上手くいく人なんていないんですから。

 

ワーホリが成功したかどうかは、ワーホリ終了後にわかります。
自分でそのワーホリに満足したかどうか。それで成功か失敗が決まるんです。

 

何か一つ、全力で頑張り通す。
それが、ワーホリを成功させる秘訣だと僕は思います。

 

最後に、1年間応援してくださり本当にありがとうございました。

僕はこのブログで一度だけ弱音を吐いたことがあります。
ワーホリ9ヶ月経過したときのことですね。
その時、たくさんの方が心配してくれました。
(参考記事『ワーホリ9ヶ月経過、ここにきて一気に疲労が押し寄せました。』

 

ブログのコメント欄、FB、ツイッターといろんなところにたくさんの励ましのメッセージを頂きました。
会ったことすらない僕のことをこんなに心配してくれるなんて。ただただ、驚きました。

 

僕がこのブログをはじめたきっかけは、誰かの役に立ちたいと思ったからです。
オーストラリアのファームでたくさんお金を稼ぎ、その情報をみんなにシェアしたいと思ったのがきっかけです。
ご存知の方もいるかとは思いますが、当初はこんなブログでファーム記事を書いていました。
(参考ブログ「オーストラリアワーホリ ファームで金を荒稼ぎする方法」

 

誰かの役に立ちたいと思い、はじめたこのブログ。
それがいつの間にか、僕が皆さんから支えられるように逆転していました。

 

このブログが無かったら、僕はここまで頑張れていなかったでしょう。
みなさんの応援なしに、このワーホリは達成できなかったと確信しています。

 

1年間応援していただき、本当にありがとうございました。

 

いただいたメッセージは、ブログやFBを合わせると100件を余裕で超えます。
コメント一つ一つがワーホリを頑張るモチベーションにつながりました。
また、たくさんの方がわざわざ僕のカフェまで会いに来てくださいました。
本当に嬉しかったです。

 

1年間のワーホリ、これで終了しました。

 

今、皆さんに胸を張ってお伝えできます。
僕のワーホリは大成功でした。

 

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goodbye Toronto!!
この1年をありがとう。

にしむ

 

 - カナダワーホリ