留学中は英語を勉強してはいけない
2015/10/21
「英語を勉強するという意識を捨てるべき byにしむ」
こんにちは、トロントワーホリ中の西村敬介(@keisuke160)です。
ここ最近、たくさんブログ読者さんが僕に会いにカフェまで来てくださいます。
本当にありがとうございます。
そこで「にしむさんは、どうやって英語を勉強されていますか?」という質問を頂くことが多いのですが、これは本当に答えるのが難しい質問でした。
なぜならこのワーホリ中、いわゆる “英語の勉強” というものをしていないから。
今回の記事では「留学中の英語の勉強」について、僕の意見を書きたいと思います。
テキストブックを使った英語の勉強はやめるべき
なぜ海外に行ってまで英語を勉強するのか、、、
当たり前ですが、英語を話す機会を得るためですよね。
テキストブックを使った、単語・文法などの勉強。
こういったことは日本でもできますし、わざわざ海外ですることではない。
しかし、日本人はこれをめちゃくちゃ好みます。
なぜなら、これらの勉強は1人できるため、ラクなんですよね。
図書館でもくもくと机に座って勉強するのはいいのですが、そればかりだと海外に来た意味がありません。
▲トロントの図書館
海外で最も初めにしなければいけないことは、「英語環境を作ること」です。
周りの日本人を極力減らし、勇気を出して現地のグループや文化に飛び込む。
僕がオーストラリアで英語が伸びなかった理由はここです。
英語環境が不十分でした。
その教訓を活かし、今回のトロントワーホリでは一切日本人と関わらず、英語ネイティブの環境に身を置くことを続けたのです。
断っておきますが、僕は決して単語や文法の勉強を軽視しているわけではありません。
英語を身に付ける上でこれらは大切だということは理解しています。。
しかし、海外に来て重点を置くべきことではない。
いっそのこと、英語環境を作るまでは、テキストブックを使った英語の勉強は封印してもいいかと、僕は思います。
英語があまり伸びていない日本人の方々を見ていると共通しています。
自分で英語を勉強してから、英語環境に飛び込もうとしている。
順番が逆だと僕は思うんです。
英語環境を手に入れてから、余った時間にテキストでの勉強をする。
そうじゃないと、いつまでたっても英語を話す機会は手に入りません。
単語や文法の勉強は、英語環境を確保した後にすればいいんです。
英語=勉強という認識は日本人がもっとも強い
これまで僕は、英語を勉強しているいろんな国の人達を見てきましたが、英語=勉強(学問)と考えているのは日本人と韓国人です。
当りまえですが、英語=言語、です。
これを日本人はしばしば忘れることがある。
英語は勉強するものではありません。身に付けるものです。
なので勉強と言うよりもスポーツに近いかもしれないですね。
サッカーで例えるなら、筋トレ・走り込みなど基礎練習が、英語で言う文法・単語の勉強にあたります。
日本人はこればかりやって一向にボールを蹴ろうとしない。
語学学校へ行っている方なら経験したことがあるかと思いますが、欧米や南米の人は英語が上手くなくてもガンガン話します。
彼らはボールを蹴ろうと一生懸命です。当たり前ですが、少しでもボールを蹴ったほうが上達は早いですよね。
これは僕たちが受けてきた日本の英語教育に問題があります。
中学・高校の6年間、僕たちは机に座って英語を勉強してきました。
なので英語=勉強という認識が自然と芽生えたのです。
そして、それは社会人になって英語を身に付けようとした時にも付きまといます。
まとめ。「図書館やカフェに逃げないでほしい。」
繰り返しになりますが、机に座ってする勉強は最もラクなことです。
そして英語ってラクなことはあまり効果がありません。
最も重要なことは英語を話す機会を作ること。
それからです。机に向かって勉強するのは。
僕たち日本人にとって、単語や文法の知識は十分です。なぜなら学校教育の6年間、そればかり勉強してきたんですから。
それよりも今後は、圧倒的に足りてない「英語を話す」ことに重点をおきましょう。
僕はこのトロントワーホリで、ひたすらそれを続け、今では本当に英語が伸びたと実感しています。
「英語を勉強する」から「英語を練習する」に意識を変えるだけでグンと伸びますよ。
にしむ
p.s すっごく予断ですが、海外の図書館ってかっこいいですよね。
こんなゴージャスな部屋もあります。
▲写っているのは僕。友達のJhonに「あそこに座ってきて」って言われたので座った瞬間に撮られました。笑
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